「デジタルコックピット復活プロジェクト」
(作成:2005年3月3日 改定2005年3月x日)
(TEXT & PHOTE : じまさ E30 B6-2.7 / デンスケさん E30 C2-2.5)
前々からデジタルコックピット(以降「デジコク」と表記)の文字欠けを直せればなぁ・・・
と思っていましたが、ようやくその機会が訪れようとしています。
これが、言わずとも知れているデジコク。
まずは旧じまさ号(E30前期B6-2.7)の分解写真です。
(写真のピントが甘いのは愛嬌。粗悪な古いデジカメでしたから)
旧じまさ号は、文字欠けのヒドイ右上の油温の1℃台と
表示率の少ない左上のデフ油温の100度台を交換しました。
文字欠けは交換したらLEDの移動と同時に移動しました。
という事は・・・LEDを全部新品に交換すれば直るという事ではないか!
じゃあ、LEDを近くの部品販売ショップに行って調達しよっと!!!
ところが・・・行ったところ、同じ部品のLEDなんて無いでわないですか・・・
店員さんに聞いてみた所。「そんなの見たことないよ!」
あれれ?もしかして特殊なLED???、、、残念!切腹するしかないか。
色々調べていったところ、Siemens社のHD1075R(リンクはPDF)というLEDで、
日本国内の部品ショップには出回っていないことが判明。
部品の調達は、Siemens社の日本出張所にメールしたもののレス無し・・・
出張所だから日本人は居ないのかよぉ。どうやら無視されたみたい。
もういいや。LED10個あるから、100本の線を
ひっぱって別のLEDに交換でもするか・・・
ちょっと多すぎて限界なので、欠けもヒドクないし辞め辞め。
でも、寒い時?暖かい時?は良くなったり、欠けたり・・・まっいっか。(^_^;
と、またたく間に数年が経過しました。
例の如く、デジコクのLEDの事を忘れかけていたら・・・
デンスケ氏より声がかかりました。
「部品なんとかして調達してくるからデジコク直してよ〜」
デンスケ氏のもの文字欠けしたデジコク。
パっと見た時はもっと文字欠けしてたんですが・・・
デジコクを分解したことはあるし、あることを行えば
基板を壊さずに修理できそう・・・
「判ったよ!じゃぁ、部品調達してね!」
というわけで、デジコク復活プロジェクトが再スタートしました。
新じまさ号(E30後期B6-2.7)の分解写真です。
基板の形状は異なるものの、設計そのものは同じみたいで、
使用されているLEDは、共にSimens社のHD1075Rでした。
80年代のE24/E28系もおそらくコントロールユニットは
共通だろうから、基板もLEDも同じかも・・・
ただ、基板の裏側の黒っぽい2つの丸い部分にLEDに温度関連を
表示するチップが搭載されているようです。ここが壊れると、
上または下のどちらが全く映らなくなる感じです。
そうでなく、所々文字欠けしているのは直るという訳か・・・
またデンスケ氏から私信が・・・
「LED滅茶苦茶高いんすよ〜(;_;)どうしよう・・・」
To be next near Future・・・