「デジタルコックピットIIプロジェクト その弐」

 

(作成:2007年9月11日)

(TEXT & PHOTE : じまさ / E30-B6 2,7)


ついに電流計をデジコク2に追加しました。

ヤフオクを物色していたら、やっとデジタル電流計を発見。
これがヤフオクでゲットした電流表示ユニットです。もちろん表示はLED!
計測器用なので、表示パターンが電圧計・水温計と異なるのは我慢。

と、その前にE30のコンソールにはハザードスイッチとデフォッガースイッチが
付いていてそのままではメーターの追加が不可能。
ハザードスイッチの移植から始めました。
某ショップから無償提供いただいたハーネスを切断。
延長ハーネスを作ることにします。

延長ハーネスを作ったものの、高さがありすぎて当たってしまうので、
延長ハーネスの延長ハーネスを作成。

なんとかハザードスイッチの移植が完了しました。
今度は、電流計の改造。既存のLEDのサイズが大きすぎるので、
小さいタイプに変更、同時に延長します。

改造後は正常に動作するか心配でしたが何とかクリア。
次にバッテリーのマイナス端子にシャント抵抗なるものを取り付けます。
本来電流計はメーターとバッテリーを行って来いするので、ぶっとい
ケーブルが必要ですが、シャント抵抗は端子間電圧を計測し、
その端子間電圧に対応した電圧を測ることで電流計として
動作するのでメーターとシャント抵抗間は細いケーブルでOK。すぐれものです。

とはいえ、シャント抵抗とバッテリー間は大電流が流れるのでしっかりした
ケーブルが必要です。ケーブルは2ゲージパワーケーブルを使用。
圧着工具も必要なのであわせて購入。

シャント抵抗が取り付けできました。
いきなりバッテリーのマイナス端子を外してシャント抵抗を取り付けたら
DMEがリセットされてしまって再学習するはめになりました。

そして、メーターを設置。動作テストします。

アクセサリの位置にキーをひねると、−20A、エアコンつけると−30A
エンジンかけると−150A〜−200Aほど消費するのがわかりました。

エンジンが正常にかかると、数分間消耗したバッテリーを充電するようで
+10Aに、時間が経つと0Aの表示に近くなります。

エンジンがかかっていると恐らく40Aほど消費しているバッテリーを
充電するのでオルタネーターからは40Aの充電をしているはずなので、
オルタネーターは正常みたいです。異常だったら困りものですが!

多分これで、デジコク2プロジェクトは完結だと思います。(笑)